冬はなぜ寒いのですか? 小学6年生からの質問 |
回答内容
地球の上が暖かいのは太陽の光による熱で暖められるからなので、太陽の光がたくさん当たる時は暖かくて、あまり当たらない時は寒くなります。だから、冬はあまり太陽に光が当たらない季節だから寒いのです。さあ、それでは、どうして一年のうちに太陽の光がたくさん当たる季節とあまり当たらない季節があるのでしょうか。ここからは図を描いて考えないとわかりにくいですよ。じつは地球は一日に一回コマのように回りながら(それを自転といいます)、太陽の回りを円をえがいて一年に一回、回っています(それを公転といいます)。その自転の軸が、公転の軸に対して斜めになっているので、一年のうちで、真昼の太陽の光が真上に近くから地面にまっすぐ当たりやすい季節と、真昼でも太陽が低くて光が斜めにしか当たらない季節が変わります。まっすぐのほうが斜めより当たる光の量が多くなるので、光が斜めに当たる季節は寒くなり、それが冬なのです。
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